今更になる話。
夏休みに読書感想文で指定があってその中に人間失格があって、
読むのが面倒だったからいろいろと調べていた。
その過程で自分と被ってどうしようもなくなった。
主人公は人間が信用できなくて、愛する人、いや、
愛していたはずの人間からも離れていって、
麻薬中毒になって、生きることに無気力になって、
結局家族を巻き込んで入水自殺をした。
そこまで酷くはないけれど、自分も人間であるかどうかに疑問が生じて。
気力がないわけではない。
ただ、死んでいるのと変わらない。
やらなければいけないことに手が伸びない。
やりたいことだけをやってその場しのぎで毎日過ごしている。
これで人間と呼べるのであればそれでいいと思ってる。
幸い愛する人くらいは自分にはいるつもりでいる。
それでも、
いや、言うのはやめておくけれど。
昔から感情を押し込んで機械化することには慣れていた。
中学2年やそこらから。
自分がやりたくないと思っていても無駄でどうせやらないといけないことはわかっているし、
それならば自分の感情より命令のほうを優先してやるべきだと変わっていった。
だからバイト先でも言われた。
「次に何をしたらいいかができてない」って。
言われていることなら何でもできるし、普段やっている仕事なら普通にできる。
ただ普段とは別の特殊な場合が出た場合に対処しきれなくなる。
もう人間なのかもわからない。
もうちょっと人間らしく生きたい。
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