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赤モグラ

Author:赤モグラ
やっと高校生になった男子。
まだまだ一年。

名前:赤モグラ
年齢:まだ15。
性別:男子。


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『懺悔の咆哮』

歌詞がとってもいいです。


~The Beast. スペクタクルP feat.初音ミク~

人が紡ぎ上げた欠片達を窓の外から眺め続けた
ドアを作る事も出来なかった
それは幼い僕のプライドドアの無い城

美女と野獣の王子は
魔法を掛けられ人から
醜い獣の姿になりました。

私は自らに魔法をかけ
醜い人から美しい獣になりました。

『隠し事をしてました 傷つくのが嫌でした』
やっと築いた僕だけのお城は余りに空虚で満ちていました

ある日現れたあなた(あなた)は僕が望む全てを持ってた
僕が積み上げたレンガを容易く飛び越え触って気付いた

あなた「悲しいくらい冷たいね ずっと寂しかったんだね」
怯えて 離 れ て 飾って あなた測って わたし
焦って 乱れて 貶して 逃げだした! わたし

人が紡ぎ上げた欠片達が折り重なるのを羨んでいた
孤独に作り上げた僕のドアを閉ざした城(城)
ドアを閉ざした僕のプライド

秀麗な面立ちと死なない身体を手に入れた私は
一人で何でも出来る気になっていたのです。

『隠し事をしてました 失うのが嫌でした』
やっと現れたお城の住人
初めての初めての愛(愛)に戸惑いました

「同情なんかはよしてよ お前にわかってたまるかよ」
握って 齧って 零して 暴れて
それでもあなたは拾って掴んでた!

行き交う群衆の群衆の愛(愛)を見つめ一番大切を避け続けた
孤独に慣れ親しんだわたし(この身)が
あなた(日だまり)で溶けるのを許さない

だから猶の事、他人を必要だと思う
自分が許せなかったのです。

強がりは半世紀に渡り
…それはあまりに幸福な時間でした。

『隠し事をしてました それが愛(愛)と知っていました』
そっと消えていった城の住人
恐れた感情が込み上げました
かなしい   さみしい  いやだ    はなれたくない       すき

『隠し事をしてました 永遠(とわ)の愛を望みました』
与えられたのは永遠(えいえん)だけ
初めて人のため吼えました

「扉を開いて
縋って 握って 笑って 紡いで
愛せばよかったなぁ…」

与えられたあなた(温もり)の影が
僕の孤独の孤独の城(城)を 許さない
自分で枷をはめたこのわたし(身体)
永遠(とわ)に僕の終わりを 許さない

行き交う群衆に愛を蒔いて
永遠(とわ)に涙を紡ぎ続けて
またあなたに会えるその日まで
何千年先も待ち続ける
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